「神の命令を守ること、それが、神を愛することです。神の命令は重荷とはなりません。」(Ⅰヨハネ5章3節)
手紙の著者ヨハネは神が愛なるお方であることを語ってきた。このお方に愛されて救い出された者たちは、愛を与えてくださった神を愛し、同じように隣人のことをも愛するものである。ヨハネはこのことこそ神の命令の中心であり、救われた者の特徴であると述べる。 私たちは神にどれほど愛され、どれほど守られ、どれほど満たされてきただろうか。 神を愛せよとの命令は、神に愛されていることを知っている救われた者にとって、重荷(しなければならない苦役)ではない。 神に愛された者たちにとって、愛することは当然沸き立つ思いである。クリスチャン生活は「〇〇しなければならない」生活ではなく、感謝と喜びの生活であり、神を愛し神のために生きる生活である。